岩手銀行、生成AI実証実験をneoAIと共同で開始
最終更新日:2024/01/17
岩手銀行は、neoAIと共同で生成AI実証実験をスタートしました。
業務効率化や生産性向上、行員のAIスキル向上に向け、業務における生成AIの活用策を探ります。
このAIニュースのポイント
- 岩手銀行の生成AI実証実験にneoAIが協力
- 実証実験の目的は業務効率化や行員のAIスキル向上
- neoAIの「neoSmartChat」を用い、生成AIが質問に対応する情報を抽出し、精度の高い回答を作成することを検証
株式会社岩手銀行は、株式会社neoAIと協力し、生成AI実証実験を始めました。この実験は、行員の業務効率化・生産性向上・AIスキル向上を目指しています。実証実験には、neoAIの生成AIソフトウェア「neoSmartChat」が活用され、生成AIが質問に対応する情報を抽出し精度の高い回答内容を作成することを検証します。なお、実証期間は2023年9月から10月までを予定しています。
neoAIは、生成AIに特化した東京大学発のスタートアップ企業です。同社が提供している生成AIソフトウェア「neoSmartChat」は、企業のデータを読み込み、AIプラットフォームを介して活用できるものです。MicrosoftのAzureクラウドサービス上で動作し、大規模自然言語モデル(LLM)であるChatGPTをカスタマイズして利用可能です。
この実証実験は、岩手銀行が公開している情報に基づいて行われます。顧客の個人データや非公開情報は含まれず、入出力情報は二次利用されません。
岩手銀行は、新たな技術を積極的に導入することで、顧客へのサービス向上に努めていくと述べています。
出典:株式会社岩手銀行
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