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人間とAIがともに生きる世界へ「AI suite」 【NTTレゾナントより新サービスが登場】

最終更新日:2022/02/14

新サービス「AIsuite

NTTレゾナント株式会社(以下NTTレゾナント)は2021年11月より新サービス「AI suite(エーアイスイート)」の提供を開始しました。

人の知性・感性を踏まえたコミュニケーションサービスの実現を支える新サービスについて、その適用領域と今後の展望を伺いました。

■人間と同じような知能や感性を持つAI

――本日はよろしくお願いいたします。今回新たに提供を開始された「AI suite」について概要を教えてください。

――中辻さん

よろしくお願いします!AI suiteは「知性と感性のAIを、社会実装する。」をコンセプトに、当社がリリースしたプラットフォームです。そのプラットフォーム上にあるAI技術のサービス群であり、サービスAPI群・APIサービスだと考えてください。「AI」が今後、人間と同じような知能や感性を持つ存在として、人のパートナーとして社会に出てくるのは、もう数年後の未来だと思っています。そういった「人とAIの関わり」を支える技術群を今後も随時追加していく予定で、具体的には言語や音声・映像など「人と人とのコミュニケーション」を支える様々な情報源を組み合わせた、”多様なコミュニケーションがとれるAI・APIサービス”を、世の中に出していこうというものです。

※API:
「Application Programming Interface」の頭文字
外部ソフトウェアと連携可能な機能やアプリケーションのこと

AI担当課長 情報学博士 中辻さん ※写真撮影時のみマスクを外しています

――ありがとうございます。「AI suite」の開発に至った経緯も伺えますでしょうか。

――中辻さん

もともとAIというのは、言語だけとか音声だけ、レコメンドだけということではなく、様々なものに使えるAIアルゴリズムとして作られています。我々のアルゴリズムのお伝えの仕方が、今までは「AIチャットボット」だったのですが、もう少し間口を広げて「様々な情報源の組み合わせ」を提供できるような形として「AI suite」をご提案していくタイミングだと考えました。

これはコロナ禍の影響もあり、映像や音声によるコミュニケーションを活用した、非接触のAIが求められていると感じたことからです。これまでキャラクター連携や雑談力などを強みに、エンターテインメント寄りのAIチャットボットを提供してきたのですが、今後はもう少し幅広く、言語だけではないノンバーバルな情報や、世の中の遠隔などの需要も踏まえて、事業領域を拡げていくに至りました。より様々な需要を持つお客様と一緒に、先端的な技術を世の中に適用していくところをトライしていければ嬉しいと思っています。

■需要ごとにカスタマイズ、プライベートAPIへ昇華

――どのような活用方法が考えられますか?

――中辻さん

いくつかお問合せの多い領域をお伝えさせていただくと「メタバース」や「車内空間」「ゲーム空間」での活用が期待されていると感じます。

「メタバース」のような、没入感のあるコミュニケーションを支えるには映像・音声・言語などの情報源が必須で、その実現が可能です。各社が構築に取り組んでいるメタバース基盤上に我々のAPIを組み込んでいただくことで、より仮想空間上でAIアバターとのコミュニケーションを”人と人”に近いものにすることができると考えています。

次にわかりやすい例として「車の中の空間」が挙げられます。”車に搭載したAIエージェント”と会話をしながら、運転者の趣味趣向や同乗者との関係性などを鑑みた、行先提案を受けることなどが実現できます。最後にこれもメタバース領域の一種ですが「ゲーム領域」です。日本はもともとキャラクタービジネスが得意なため、他国とは違う発展も期待されているのではないでしょうか。

提供:NTTレゾナント

一方でどの領域もまだ基盤が整いきってはいません。今の段階では、需要ごとに既存のAPIをカスタマイズする形でプライベートなAPIへ昇華させていくパターンが多いと思っています。先に述べた領域に関わらず、新たな取り組みの発想がある方々と一緒に「人間のパートナー」という位置づけで、技術をいち早く社会に提供し、その実現性とビジネス性を一緒に図っていきたいと考えています。

※メタバース:
meta(超越/高次の)とuniverse(宇宙)をかけあわせた言葉
オンライン上でアバター等を使用して人々が活動できる仮想空間のこと


――これからどんどん進化していくのですね!既に構築されているAPIですぐに実用できるものもあるのでしょうか。

――中辻さん実は、先ほどお話したメタバースに登場するアバターとAIの映像音声チャットについては、現段階でも実用的なレベルに達しています。AI側は人間の表情や声色をベースに今どんな感情なのかを予測し、どんなレスポンスをするべきか思考しながら会話をしてくれます。例えばAIと人間のお互いがアバター同士だった場合に、感情がポジティブだったら向かい合う、感情がネガティブだった場合はそっぽを向くなど、動きの制御も可能です。

提供:NTTレゾナント

また「サービス代行API」もお勧めです。「受付をするコンシェルジュ」という形をイメージしていただければと思いますが、そのユーザーの思考をおさえ、途中に雑談をはさみながら自然なサービスを実行してくれるAIを既にご用意をしています。飲食店業界に関しては特に作り込みをしており、その他にも不動産業界、旅行業界などの作り込みも始まっています。それらはクロスする領域もあるため、マルチクロスカテゴリのような形での対話も実現可能です。

構築済みのAPIをベースに、お客様の方で「これを使おう」とサービス側をカスタマイズして合わせていただくのも良いと思います。他業界への展開や、デバイスの指定、キャラクターへの学習など一部ずつのカスタマイズを提案することも可能ですので、一度お気軽にご相談ください。

■人とAIが記憶をお互いに共有

――既に実用化が進んでいる領域もあるのですね!近い未来に実現可能な、新しい取り組みなどはございますでしょうか。

――中辻さん

まさに現在、技術開発中なのが「パーソナル対話」の部分です。例えば人と人とのコミュニケーションでは「前こんなことを話していましたよね」や「2年ほど前にお会いしていましたよね」など、記憶をお互いに共有していることが深い対話を生んでいます。

既存のAIは一つの対話(1セッション)の中での学習を行っているのですが、それだとデータが少なく十分なパーソナライズになっていません。そのため数カ月~半年間くらいのデータを集めて検証したところ「直近のある対話の中だけの予測」と比べ「過去の情報をオーバーラッピングして学習させた予測」では、応答の予測精度が上がるということがわかりました。

AI側も人格と記憶を持ち、相手ことを理解した上で応答できるようになれば、より人間らしい対話に繋がると考えています。

――「こんなことまで覚えているんだ」という感動が生まれそうです。

人とAIとの長期的な対話記録をもとに記憶をシェアしながら、音声、映像、言語という複数のモダリティを踏まえたコミュニケーションを通じより人間とのパートナーとしての応答を実現することを目指しています。今後、新しいAPIとして出していけそうという状況です。実現すれば職場や自宅でのメンタルウェルネスの増進や、それに伴うクオリティオブライフの向上などの領域にも寄与できるんじゃないかと考えています。将来的には、事業の立ち上げや衣装のデザインなどの「ひらめき」をAI側から受け取れるような、より創造的な「人間のパートナー」という位置づけを実現したいです。

※マルチモーダル:
Multi(複数)とModal(様式)をかけあわせた言葉
複数の認識技術を利用すること

■人間とAIがともに生きる世界

――最後に、記事をご覧の皆様にメッセージをお願いします

――中辻さん

「人間とAIは対話するもの」という土台づくりにおいて、先導をきってナチュラルな世界感をつくってこれたと思っています。それぞれの時代にフィットしたものとして、エンターテインメントなAIも展開をしてきました。

今後は人間とAIがともに生きる世界「Human-AI Society」を達成するというゴールを見据えながら、技術を開発し社会に実装していこうとしています。ビジネス性はとても広いと思っていますので、そうしたことを一緒に実現していくパートナーを求めております。お客様の実施してきた領域に合わせて、ディスカッションしていく中で良い社会適用の方法が見えてくると思いますので、お気軽にお声がけください。


――本日は貴重なお時間をありがとうございました!

これまで、AIチャットボット「goo AI x DESIGN」や、AI型ECサイト内検索サービス「goo Search Solution」等のAIサービスを提供してきたNTTレゾナント。
「人とAIの対話」を現実のものとしてきた同社の、今後のさらなるAIの社会適用に向けた魅力的な展望を伺うことができました。先端的な技術を世の中に広めていきたい!という際には是非相談してみてはいかがでしょうか。

AIsmiley編集部

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