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東北大と富士通 デジタルツインを活用したウェルビーイング社会の実現に向けて戦略提携

最終更新日:2024/02/10

東北大学と富士通は、ウェルビーイング社会の実現を目指す戦略提携について合意しました。

このAIニュースのポイント

  • 治療から予防へのシフトを加速させ、ウェルビーイング社会の実現を目指す戦略提携
  • デジタルツインを用いることで、負担の軽減、作業の効率化が望める
  • 疾患の可能性を示す微小な異変を検知するAIモデルの開発

国立大学法人東北大学と富士通株式会社は、治療から予防へのシフトを加速させ、誰一人取り残されることのないウェルビーイング社会の実現を目指す戦略提携について、9月26日に合意しました。この戦略提携は共同研究として行われます。

共同研究の概要

意思決定やプロセスの最適化を実現するデジタルツインの開発

これは、患者への最適な医療提供を支えるデジタルツイン、病院経営を支援するデジタルツイン、 地域住民の健康増進や病気の予防を促進するデジタルツインといった三つの視点から、患者や医療提供者への負担を軽減し、作業の効率化を図るというものです。

疾患の可能性を検知するAIモデルの開発

疾患の可能性を示す微小な異変を診療データから検知するAIモデルの開発を進め、医療現場における効率的な診断支援を実現します。また、個人の日々の生活における食事や運動などのヘルスケアデータにも本AIモデルを応用することにより、AIが健康状態の変化を検知して個人に知らせることで医療機関の早期受診を促すなど、一人ひとりの自律的な行動変容につなげ、重症化防止に貢献していくことを目指します。
このAIモデルの開発にあたっては、電子カルテシステムの前身となるオーダリングシステムの1990年の稼働以来、東北大学病院が蓄積してきた診療データと、高度な専門医や、デザイン思考によってニーズ探索から事業化までをつなぐビジネスリエゾン人材などによるアドバイスと、富士通のAI技術を活用します。

リアルワールドデータ活用に向けた基盤整備とデータアナリティクス手法の開発

様々なデータ形式で存在している大量の診療データや健診情報および日常生活のライフログを分析するための新たなデータ基盤の整備を推進するとともに、そこに集約されたデータを分析可能なデータに構造化して解析する、社会課題解決に向けたデータアナリティクス手法を新たに開発します。
また、整備したデータ基盤を製薬会社、保険会社など様々なヘルスケア関連企業に活用してもらうことで、新たな医療サービスや製品の創出につなげ、そこから得られた知見を病院や個人に還元していくデータ循環型エコシステムの実現を目指します。

今後も両者は、ウェルビーイング社会を実現するため、様々なパートナーとオープンかつグローバルな共同研究を推進していきます。

出典:FUJITSU

よくある質問

デジタルツインとは?

リアル空間にある情報をIoTなどで集め、送信されたデータを元に仮想空間でリアル空間を再現する技術です。現実世界の環境を仮想空間にコピーする鏡の中の世界のようなイメージであり、「デジタルの双子」の意味を込めてデジタルツインと呼ばれています。

ウェルビーイングとは?

心身と社会的な健康を意味する概念です。 定訳はなく、満足した生活を送れている状態、幸福な状態、充実した状態などの多面的な幸せを表す言葉です。

AIsmiley編集部

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