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最終更新日:2024/02/10
ソニーネットワークコミュニケーションズは、予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)」において、データの加工、成形等を行う「データ準備機能」の提供を5月11日から開始しました。
このAIニュースのポイント
ソニーネットワークコミュニケーションズは、予測分析ツール「Prediction One(プレディクション ワン)」において、データの加工、成形等を行う「データ準備機能」の提供を5月11日から開始しました。これに合わせて、この機能を搭載する新プラン「スタンダードプラスプラン」(デスクトップ版)を同日にスタートしています。
「データ準備機能」は、予測分析を実行する前の段階で用いることでAIモデルを作成するために必要なデータの前処理をノーコードで行えます。データ加工に不慣れなユーザーでも簡単に予測分析の準備を整えられ、時間と手間がかかるデータ前処理作業の効率化が可能です。
昨今、様々な企業においてDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが広がっています。そのDX推進にあたって重要な要素のひとつとされるのが、データの活用です。多くの企業で、データ収集基盤を構築することや、日々の活動をビッグデータとして蓄積する取り組みが行われており、データから現状を把握し、将来を予測、データに基づいた適切な意思決定を行うためにはAIの活用が有効です。
しかし、蓄積されたデータをAI向けの学習用データとして活用するには、事前に結合や集計、欠損対応、変換などが必要になるケースが多く、データの加工、成形といった前処理を行わなければなりません。データ分析において、データサイエンティストはその前処理のプロセスに大半の時間を費やしていると言われており、予測分析を行う前の段階で多大な工数が生じています。
また、データ加工作業では、通常プログラミングやExcel、専用ツールなどが使われますが、専門家ではない担当者には負担がかかり、データ前処理がAI導入を進めるにあたってのハードルとなっています。
このような背景から「Prediction One」は、データ前処理の段階でデータの変換、統合、集計を容易に行う「データ準備機能」のリリースに至りました。この機能は新たに提供する「スタンダードプラスプラン」(デスクトップ版)に含まれています。データの処理方法に悩んでいる方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
出典:PR TIMES
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