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最終更新日:2024/05/22
OpenAIは、ChatGPTに新しいデータ分析機能を追加すると発表しました。取り込んだデータを対話形式で分析し、表やグラフを作成します。
このAIニュースのポイント
OpenAIは、ChatGPTに新しいデータ分析機能を追加しました。Google DriveやMicrosoft OneDriveから直接ファイルをアップロード可能で、対話形式で表やグラフをカスタマイズできます。
この機能は、ChatGPT Plus、Team、Enterpriseプランの有料ユーザー向けに提供され、新しくリリースされた「GPT-4o」モデルで使用可能です。
Google Drive、またはMicrosoft OneDriveからさまざまな種類のファイルを直接追加できるようになり、 Googleスプレッドシート、ドキュメント、スライドや、Microsoft Excel、Word、PowerPointのファイルをGhatGPTが分析します。
データファイルをアップロードすると、ChatGPTがPythonコードを用いて分析します。分析結果からインタラクティブに表を作成・更新でき、データの結合やクリーニング、グラフ作成を行います。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、散布図など、プレゼンテーションや文書用にカスタマイズして、ダウンロードも可能です。
たとえば、ChatGPTに収支管理表を取り込み、支出の種類別に分類されたピボットテーブルの作成が依頼できます。さらに、特定の部分をクリックしてChatGPTに詳細な質問をしたり、提案するプロンプトを選んでより詳しい分析を行うことも可能です。
セキュリティとプライバシーにも配慮されており、ChatGPTのTeamやEnterpriseプランの顧客データは、モデルのトレーニングに使用されません。また、ChatGPT Plusユーザーは、トレーニングデータをオプトアウトすることができます。
今回の新機能は初心者でも簡単に実行可能で、データ分析や資料作成をより直感的で効率的に行うことができます。また、ユーザーが価値のある洞察を引き出すサポートをします。
出典:OpenAI
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