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【速報】Interop Tokyo2022 展示会レポート!

最終更新日:2024/04/05

2022年6月15日(水)から17日(金)までの3日間、Interop Tokyo 2022のリアルイベントが幕張メッセ国際展示場4~6展示ホールで開催中です。国内最大級のインターネットテクノロジーの総合展であるこのイベントにてAIに関する製品の出展を行っている企業を中心にAIsmileyが展示会の様子をお届けします。

アノテーション内製化で低納期・低コストで良質なAI開発

Nextremer株式会社

NextremerはAIモデル作成サービスを出展しています。ブースではAIモデル作成の一つとして「名刺を渡す姿勢をスコアリングする画像認識」の展示も行っており、カメラに映る人の骨格を読み取り名刺を渡す姿勢を認識するとAIが自動でその姿勢の正しさを点数付けしていました。

開発事業部部長の山崎さんに取材を行いました。


――今回展示しているサービスの特徴を教えてください。

――山崎さん
お客さんの持つ課題を特定し、PoC検証、アノテーション、システム開発、保守運用まで一気通貫で開発を行っています。主に画像・動画解析、チャットボット、予測AIなどの技術領域に強みを持っています。

 
――開発においてアノテーションも行うのはとても心強く感じました

――山崎さん
そうですね。一気通貫での開発となると時間もお金もかかるイメージがありますが、アノテーションを内製化することで低納期・低コストで質のいいAI開発を実現しています。

 
Nextremerは、ビジョンとして単なる開発会社では終わらない、パートナーとして共に歩んでいく形でAIによる支援を行っていきたいと語っていました。

製造・建設現場の課題を人にフォーカスした画像解析が解決

株式会社Lightblue Technology

Lightblue Technologyは人にフォーカスした画像解析「HumanSensingAI」の展示を行っています。研究員の斉藤さんにお話を伺いました。


――画像解析「HumanSensingAI」の特徴について教えてください。

――斉藤さん
建設業、製造業、インフラ、商業施設など様々な業界で画像解析「HumanSensingAI」の提供を行っており、どんな劣悪な現場環境でも対応可能なAIの開発力を有しており、画像解析のAIで求められることはだいたいできるのが特徴です。

 
――画像解析でどういった課題解決が期待できますか?

――斉藤さん
一例ですが、リアルタイムの動作解析で小さな異変に素早く気づき事故を未然に防ぐAIカメラ技術や、現場におけるそれぞれの進捗状況をデータ化し遠隔での管理を可能にするなど、製造業や建設現場での安全管理の課題なども解決します。

 
Lightblue Technologyは他にも商業施設や製造業など画像解析が活躍する様々な場面での導入事例の展示を行っています。

小売業のノウハウを駆使した客数予測AIサービス

株式会社VINX

VINXはRPA導入支援サービスの展示の他、「MDware AI客数予測サービス」を出展しています。ソリューションサービス部ストアデジタル課 課長の坂本さんに取材しました。


――「MDware AI客数予測サービス」の特徴を教えてください。

――坂本さん
「MDware AI客数予測サービス」はVINXがマイカルやダイエーなどのスーパーを運営する企業との関りがあったことから、そこで培われた小売業のノウハウを生かして開発したAIソリューションです。POSレジシステムと連携して日々の商品の売り上げデータから次の日の客数を予測し、それに準じた商品の自動発注を行います。

 
――導入までの期間はどのくらいですか?

――坂本さん
およそ3~4ヶ月程です。データ収集、分析、比較検証、導入という流れで提供しており、AIの予測と実際の来客者数の差を埋める比較検証の段階に重きを置いているイメージです。

 
VINXは「MDware AI客数予測サービス」をPOSレジシステムや売上管理など行うRPAと連携させることで小売業の更なるDX化を目指しているとのことです。

映像に字幕を必要とする全ての人の為にあるシステム

株式会社トラフィック・シム

トラフィック・シムはTS信号解析ソフトなどデジタル放送に関するソリューションの展示を行っています。その中で今回は「AIリアルタイム字幕生成システム もじぱ」にフォーカスして、放送システム部技術営業課の新玉さんに取材を行いました。


――「もじぱ」の役割を教えてください。

――新玉さん
従来の生放送などにおける字幕生成はリレー方式といって複数の字幕担当の人が、放送中に発せられる言葉を人数に合わせて文節で分けて手入力する方法が使われており、字幕担当の人たち同士の阿吽の呼吸や素早いタイピングスキルが求められていました。「もじぱ」があればこれらの工程全てを自動化できます。

 
――「もじぱ」を用いてどういった課題解決が期待できますか?

――新玉さん
災害時、テレビ局が緊急で生放送を行うのに対し字幕担当者がその災害に巻き込まれて業務に参加できない状況が発生した時などに「もじぱ」が重宝されることが期待されます。

 
現在「もじぱ」はテレビ局への提供が主ですが、トラフィック・シムはリアルタイムでの字幕生成が必要とされる新たな場所での活躍を目指しているとのことです。

AIが細かな分析で作業工程のブラックボックス化を解消

NTT東日本

NTT東日本はローカル5Gサービス「ギガらく5G」の他、ブレインズテクノロジーが提供するAI作業分析システム「Impulse」の展示を行っています。「Impulse」の展示ゾーンでは作業者が3種のネジを締めてチェックするまでの動作をAIが速さや手順などを評価してくれる体験ゾーンがあります。

ビジネス開発本部市場開発担当主査の上原さんにお話を伺いました。
――「Impulse」の最大の特徴を教えてください。

――上原さん
3種のネジを締めてチェックする動作中の「ネジを取る」「ネジを締める」が3回ずつと、チェックの計7種の動きをAIが管理しました。「Impulse」はこのように細かな動作1つ1つを検証します。どこの動作で作業者がミスをしたり時間をかけているかがAIによって判明するのが最大の特徴です。

 
――利用シーンについて詳しく教えてください

――上原さん
製造業や工場などでの活躍が多いです。また、「Impulse」のような現場を管理するAIのデータはマネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」を通して快適にクラウドで管理されます。

 
NTT東日本は「Impulse」での製造業のDX化推進の他「ギガらく5G」を通してクラウド環境で運用される様々なAIの手助けになることも目指しています。

AIはもっと輝く

今回のイベントはAIに限らずインターネットに関する様々な技術の展示で賑わっています。取材したAIに関する製品を出展している企業の方々から「AIも負けていない」といった情熱を感じました。AIプロダクトの出展企業はこの他にもありますので、是非この機会に足をお運びください。

Interop Tokyo 2022のフェーズ1は2022年6月15日(水)から17日(金)までの3日間、幕張メッセ4~6展示ホールで開催中です!

Interop Tokyo 2022
会 期:2022年6月15日(水)~ 17日(金) 10:00~18:00 (最終日のみ17:00終了)
会 場:幕張メッセ国際展示場4~6展示ホール
主 催:一般財団法人インターネット協会、株式会社ナノオプト・メディア
公式サイト:https://www.interop.jp/
AIsmiley編集部

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