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学生の3人に1人が夏休みの宿題に生成AIを活用。TOP3は「論文・レポート」「数学の問題」「読書感想文」

最終更新日:2024/03/07

情報メディア「Appliv」にて、夏休みの宿題があった学生を対象に、生成AIの活用実態に関するアンケート調査が実施されました。学生の約3人に1人がAIを活用し、効率的に進行した宿題は「論文・レポート」「数学の問題」「読書感想文」

このAIニュースのポイント

  • 夏休みの宿題で生成AIを使用する学生が約3人に1人
  • 生成AIの活用が肯定的で、宿題支援にChatGPTが主要
  • 最も活用された宿題は「論文・レポート」「数学の問題」「読書感想文」

ナイル株式会社が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」が行った調査によれば、10~20代の男女533人の学生のうち約3人に1人が夏休みの宿題に生成AIを活用していることが判明しました。

現在、AIの急速な普及が学生にも拡大しており、学校での活用については議論の的となっています。文部科学省は夏休み前に、生成AIに関する一時的なガイドラインを発表し、限定的な活用を推奨しています。しかし、調査によれば、生成AIの活用を学校や親から「制限されなかった」学生が約7割を占め、肯定的な意見が上回っています。

また、生成AIを利用した学生の約9割が、宿題が「捗った」と実感しています。具体的には、情報収集の効率化や複雑な問題の解決、文章の質の向上が挙げられます。

生成AIの活用宿題で最も多かった分野は「論文やレポートの執筆」で、次いで「数学の問題解決」と「読書感想文の作成」が続きました。これに加え、外国語の翻訳やプログラミング、芸術の課題など、さまざまな分野で生成AIが活用されています。

最後に、生成AIを学ぶ方法について調査が行われ、インターネットの記事やブログが最も一般的な学習源であることが分かりました。学校や親に質問するよりも、学生は自主的に情報収集を行っています。

この調査結果から、生成AIは学生の宿題支援において重要なツールとなっており、今後の教育環境において一層の普及が期待されます。

出典:Appliv

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