DXを推進するAIポータルメディア「AIsmiley」| AI製品・サービスの比較・検索サイト
03-6452-4750 10:00〜18:00 年末年始除く
よく検索されているキーワード

伴走型のアノテーションサービスで顧客課題解決を実現

住友重機械工業株式会社

目的

判断が難しいアノテーションの品質のバラつきを抑え、高速化したい。

課題

高品質なアノテーションの制作体制を顧客内で構築することが難しい。
そのため外注化を考えているが、守秘性が高いデータを扱うため国内で対応できる専門性をもったアノテーションベンダーを探している。

効果

ヒューマンサイエンスへの依頼で、アノテーションの品質精度向上、高速化のみでなく、機械学習の精度向上を意識したアノテーション、また要件定義書の見直しも図ることができた。

業務上で直面した課題

  • ヒューマンサイエンス
    弊社にアノテーションをご依頼いただく前の御社での具体的な課題は何でしたか?
  • 因藤様
    システムがまだ開発フェーズなのもあり、自分自身でアノテーションしていたのですが、一人ではどうしても速度が足りません。また、アノテーションは単純作業と思われていますが、正確さがそのまま作成する機械学習の精度に影響するため、チェック体制やトレーニングなど、社内で体制化することが難しいということがありました。

製品を知ったきっかけ、導入した決め手

  • ヒューマンサイエンス
    アノテーションを外注しようとしたきっかけを教えてください。
  • 因藤様
    現在弊社では、様々なデータを収集し、価値創出の検討を始めています。稼働データは常時増え続けていくため、機械学習を利用した効率的な処理が必須になります。この機械学習システムを作成するには、データに対する意味づけ(アノテーション)が必須となります。
    機械学習システムの精度・信頼度は、データに対する意味付けの精度とデータ量に大きく左右されるため、正確なアノテーションをいかに高速に行うかが課題となっていました。そのため、機械学習で利用するデータのアノテーション経験がある御社へ依頼しました。
  • ヒューマンサイエンス
    依頼先の選定プロセスと、弊社を選んでいただいた理由はどのようなものでしょうか。
  • 因藤様
    インターネットや展示会などの情報をもとに候補をリスト化し、対応実績などを元に複数社に声掛けを行いました。御社からの説明を受けたときに、アノテーション作業に対して、工数、品質、費用、体制などに関する問題意識が記載されていた内容が、私の感じているものと同じだったことが決め手になりました。
    またデータの秘匿性の課題があり、国内で対応できる点も選定ポイントの一つでした。

導入した成果や感想

  • ヒューマンサイエンス
    弊社サービスの導入効果や弊社へご評価、特に作業の開始から完了までの進め方等で感じられたことがありましたら教えてください。
  • 因藤様
    キックオフ時に、コミュニケーション計画や、コミュニケーション手段を検討することができましたので、双方無理のない方法でスタートできました。途中、アノテーション定義書に沿わない曖昧なデータがあった際や、アノテータごとでバラつきが出やすい項目に関して、率直な指摘をいただいたことで、定義を見直すこともでき、スムーズに進行できたと思います。
  • ヒューマンサイエンス
    ありがとうございます。三次元空間を二次元に射影している画像のポイントアノテーション(定義場所の指示)では、奥行きを考慮しなければならないため、人ごとに判断が異なることが多く、お互いの認識を合わせるのが難しいですからね。
  • 因藤様
    微小なズレや定義の認識違いが、機械学習の精度に影響を与えることを強く意識していただいていたことで、安心して作業をお任せすることができました。
  • ヒューマンサイエンス
    因藤様は社内でどのようなミッションを持たれているのでしょうか?
  • 因藤様
    弊社では、自動化・デジタライゼーションの取り組みを加速するため、製品群を横断して機能開発ができる共通基盤プラットフォーム「SHICuTe(シキュート)」を開発しました。このシステムに集まる各種運転データなどを分析、活用することで、お客様のさまざまなニーズにお応えし、業務を支援する機能を開発することがミッションとなっています。
  • ヒューマンサイエンス
    今後の展望について教えていただけますか?
  • 因藤様
    今後は機種展開も広がり、収集されるデータ量がますます増えていくことになります。画像だけでなく、時系列波形や自然言語など、さまざまなデータに対応できる必要があります。
    少子高齢化や人不足によって、専門家の判断や作業をAIに代替させることが、各所で期待されていますが、これは、データに対する意味付けの精度が、その業務の専門家並みでなければならないことに他なりません。
  • 因藤様
    世界的な流れでもありますが、弊社もDXを推進していく方針です。ベースとなるIoT技術の発展と共に、加速度的に増加していくデータに対し、意味づけを行うことはこれからの社会で必須の業務となっていくのではないでしょうか。

住友重機械工業株式会社 様が導入したサービス
「アノテーション・ソリューションサービス」をもっと知りたい方は

無料資料請求

こちらのフォームにお客様情報を入力後に製品の資料を送付させていただきます。

    導入場所
    自社に導入を検討クライアントに導入を提案

    依頼する

    ※競合調査・いたずらでの資料請求はご遠慮ください

    株式会社ヒューマンサイエンス

    この導入事例を読んでいる人におすすめのAIサービス

    product-logo

    音声・画像・動画データセット販売・収集

    音声・画像・動画データセット販売・収集

    トランシンク株式会社
    product-logo

    個人情報保護型Retail Careサービス

    個人情報保護型Retail Careサービス

    株式会社aix
    product-logo

    AI開発効率化ソリューション「自動アノテーションサービス」

    AI開発効率化
    ソリューション
    自動アノテーション
    サービス

    富士ソフト株式会社
    product-logo

    画像・動画データ作成アノテーション

    画像・動画データ作成
    アノテーション

    ピクスタ株式会社
    DXトレンドマガジン メールマガジン登録

    業務の課題解決に繋がる最新DX・AI関連情報をお届けいたします。
    メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
    実際のメールマガジン内容はこちらをご覧ください。