【Vol.18】北海道をイノベーション、北大発ベンチャー企業のチャレンジ。
2022.07.15
株式会社テクノフェイス
・北海道で働きたい、北海道のために働きたい。若きIT技術者たちに選ばれる場所を目指して
・強みは地域での幅広いパートナーシップ、地元の課題をテクノロジーの力で解決
・北海道でしかできない/楽しめないことを大切に。北海道から新しい技術を発信し続ける
“Boys, be ambitious!” 青年よ大志を抱け! 北海道大学発のIT・AIベンチャー企業『テクノフェイス』が北の大地で挑戦を続けている。豊かな自然の中でこそ生まれる発想こそが、イノベーションの源泉。社会課題の解決を通して地域に喜びを、都会では得られない生きがいと働きがいを創出する。北海道の代名詞“自然”や“食”と共に“テクノロジー”を刻みたい。代表取締役の石田崇さんにテクノフェイス創設の経緯や北海道ならではの取り組み、今後の展望などについてお伺いしました。
北海道で働きたい、北海道のために働きたい。若きIT技術者たちに選ばれる場所を目指して
NTTPC
北大発のベンチャー企業であるテクノフェイス、発足の経緯や取り組みなどについて教えてください。
石田
テクノフェイスは北大発のベンチャー企業として2002年に創業、今年で20歳の会社です。中心となったのは、大学でAI(人工知能)の研究をしていたメンバー。当時私は27歳、研究員的な立場でしたが、社員第一号として創業時から事業に関わらせてもらいました。
発足当時から今も変わらず北海道の抱える大きな課題、それは道外への人材流出です。大学で育った優秀な人材が就職とともに外へ出てしまう。このままでは北海道の地で技術者は育たない。未来の北海道を託せる技術者が活躍できる場所を創設することを目的に、テクノフェイスが作られました。
学びを地域の課題に応用して解決し、北海道でも高い技術を活かした仕事ができる。北大発ベンチャーならではの充実した研究環境や地域との連携力。大切にしたいのはQOL(クオリティ・オブ・ライフ)、給与面もライフスタイルも満たしていることです。雄大な自然が魅力である北の大地だからこそ得られる豊かな暮らしが、北海道を“選ぶ”鍵だと思います。
現在は社員数35名、平均年齢も35歳台と若い人材に活躍してもらっています。AIを活用した観光支援や、オリジナルのデジタルサイネージシステム、雪国ならではの融雪システムなどの事業に、皆やりがいをもって取り組んでいます。
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