【Vol.20】「スマホで漫画」を叶えるAI技術。読み手も描き手もサスティナブルな漫画ビジネスが見据える世界
2022.07.15
株式会社Link-U
・アプリの設計・開発、企画・運営を共創し、独自設計のサーバーで配信/運用できるワンストップ型プラットフォームを開発
・独自開発のサーバーでコストの削減と低消費電力を実現、技術の力でサスティナブルな社会に貢献
・世界に誇る「漫画」カルチャーを中心に、常に”期待”を超え続けることで新しい価値を作り出す
ガタン、ゴトン。電車に揺られるほんのひと時をワクワクする時間に、隙間時間を学びの場に変える漫画アプリや語学学習アプリ。そんな暮らしを豊かにするサービスを、オリジナルサーバーを基軸とした、データ配信とAIソリューションで支えるベンチャー企業『Link-U』とは。月間利用者数は1,500万人以上、増加していく膨大なデータの蓄積と分析をAIと高性能サーバーで円滑につなげてユーザーに“リンク”。サービスの質を落とすことなく環境負荷を抑える技術力や、世界に誇る漫画文化の発信などについて取締役CTOの山田剛史さんに伺いました。
読みたい、知りたいをかなえるワンストップ型サーバープラットフォームサービス
NTTPC
Link-Uの事業について教えてください。
山田
小学館のオリジナルコンテンツが魅力のマンガアプリ『マンガワン』、集英社のコミックやライトノベル、写真集が楽しめる『ゼブラック』、NHK出版英語学習サービス『ポケット語学』…。出版社だけではなく、経済コンテンツ・アプリ『PIVOT』の共同開発や、地震防災サービス『ゆれしる』など幅広い分野でサービスを展開しています。
クライアントとともにアプリの設計・開発、そして企画・運営を共創し、サービスを自社設計の配信用オリジナルサーバーで運用できるようトータルパッケージでサポートしています。
NTTPC
つい見たくなるようなアプリがいっぱいですね。どのような経緯で事業が始まったのでしょうか。
山田
創業のきっかけは代表取締役の松原裕樹CEOと始めた小さなゲームアプリの開発でした。当時、私が在籍していた東京大学内のラウンジで、仲間と集まってプログラミングをしながらスマートフォン向けのゲームを作っていました。本当に今では恥ずかしいようなシンプルなゲームですけど。少しずつ利益が出るようになり、そこから2013年に起業しようと話がまとまり、学生ベンチャーとしてスタートしました。
当時集まったメンバーは、スーパーコンピューターやパソコンの演算処理などを研究する情報系の人材が多かったことが特徴です。今でもそれはサーバー開発の面などにおいてLink-Uの強みとなっています。
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