【Vol.8】食品ロス、地域観光、感染症…AIと共に社会課題に向き合うデータサイエンティスト集団「DATUM STUDIO」とは
2022.06.17
DATUM STUDIO株式会社
このインタビューの要点
・「IT」「AI」「データ」のスキルを掛け合わせてアウトプットを出す、データサイエンティスト集団
・クライアントの「漠然とした課題感」に寄り添い、最新のテクノロジーを柔軟にカスタマイズして最適な解決方法を提供
・業界やテーマを問わず、データで・チームで課題に向き合う組織によって、人とAIの共存する社会を目指す。
SupershipグループのDATUM STUDIO(データム スタジオ)株式会社。2014年の創業から事業拡大に取り組む過程で、2018年にSupershipグループにジョインし、組織としての大きな変化を経てデータサイエンティスト集団としてのバリューを発揮しています。
今回は最先端の技術と共に高度な課題へ向き合うDATUM STUDIOに、幅広い事業領域にAI・データ活用を広めていくための取り組みについて、執行役員 データソリューション本部 本部長鈴木氏、CTO光田氏の2人に話を伺いました。
データサイエンティスト集団「DATUM STUDIO」とは
NTTPC
DATUM STUDIOはAIを中心とするテクノロジーを用いて、企業のビジネスを支援するAIベンチャー企業とのことですが、これまでの経歴を教えてくださいますか。また、データサイエンティストの業務とはどんなものなのでしょうか?
鈴木
DATUM STUDIOは2014年に創業し、2018年からSupershipグループにジョインしました。一言で言うと「IT」「AI」「データ」を扱うデータサイエンティスト集団です。
我々は、エンジニアリングとサイエンス、それにコンサルティングの掛け算でビジネスに持続的成長と新しい可能性を提供することを掲げています。企業の課題に応じて、すでに企業がお持ちのデータを拝見し、技術者の視点で加工することで価値のあるアウトプットを出していく、そのような事業を営んでいます。
「データサイエンティスト」という言葉はまだまだ新しく聞き慣れないかもしれませんが、具体的には、データ活用のためのプラットフォームを作るエンジニアリングのスキルと、数字を扱って課題解決に向けた示唆を出すサイエンスの手法、加えてコンサルティング的な視野を持ってビジネスにどう価値を出していくか。3つの専門的な知見を掛け合わせて、お客さまの課題に寄り添いアウトプットを出していく、そこが私たちの「データサイエンティスト」のあるべき姿と考えています。
NTTPC
いわゆるAIベンチャーは受託が多いように思いますが、マーケットや企業、そして社会の課題解決までを担うというのは挑戦的であり、難易度が高いと思います。ちなみに、最近のトレンドではどんなものがありますか?
光田
グループ会社のSupershipはマーケティングに関する事業を展開し、Web広告の配信プラットフォーム事業なども行っていますが、ウェブマーケティングでは大量のデータを取り扱うため、当社の事業とは非常に親和性が高いです。
データテクノロジーの領域では、異常検知やマーケティングでの取り組みが幅広く進められています。身近なところでいうと、auの契約者さん向けに、スマホだけでなく電気やECサイトなど別のサービスをご利用のためのマーケティング施策を推進したり、フィンテック企業での顧客分析なども手掛けています。
その他、食品ロス対策として、外食チェーン店の需要予測にもMicrosoftのパートナーシップとして取り組んだりもしています。効率的な発注を行いたいというニーズはリテール業界でも高まっています。
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