【Vol.22】人間の目を拡張する「イメージングAI」で、世界をもっと豊かに。
2022.07.19
株式会社モルフォ
・世界中のスマートフォンカメラの撮影品質を支える画像処理技術
・スマホに加え「車載・モビリティ」「ファクトリーオートメーション」「スマートシティ」の事業領域で、実用的かつ革新的な技術の創出を目指す
・あらゆるカメラにAIを搭載し、人間の目を拡張する世界の実現を目指す
東大発ベンチャーとして2004年に創業し、高度なデジタル画像処理技術と最先端の人工知能を強みに事業を展開する『モルフォ(Morpho)』。これまでに培ったデジタル画像処理技術と最先端の人工知能が融合した「イメージングAI」で、社会や産業課題の解決に取り組んでいます。
今回は、代表取締役社長の平賀 督基氏に、同社の強みの源泉であるイメージングAI技術や事業展開、今後の展望について伺いました。
スマートフォンカメラを一眼レフの品質に
NTTPC
モルフォの事業について教えてください。
平賀社長
弊社はコンピュータービジョン(CV)やコンピューターグラフィックス組み込みの画像処理技術を中心に、国内外メーカーのフィーチャーフォン・スマートフォン向けにカメラ画質向上技術の提供を行ってきました。今ではスマートフォン世界シェアトップ10のメーカーの中で、モトローラ、シャオミサムスン、LG、シャープなど、過半を占める7社に技術提供を行っています。
私たちが身近に使っているスマートフォンカメラの手ぶれ補正やパノラマ撮影、HDR撮影といった、小さなレンズで撮影した写真や動画を一眼レフカメラで撮影したような品質に補正するテクノロジーです。
NTTPC
身近なところでモルフォの技術が使われているんですね。AI研究はいつ頃から始められたのですか?
平賀社長
2012年にトロント大学の Hinton氏が発表したAlexNetがでILSVRCでを優勝した時期に、弊社でもディープラーニングの研究を開始しました。ディープラーニングの発展とともにCPUやGPU、NPUといったディープラーニング処理を高速化するプロセッサの進歩もあり、従来実現できなかった画像処理が実現できるようになりつつあります。
弊社では、画像処理技術とディープラーニングを組み合わせた「イメージングAI」をテーマに技術開発を進めています。これまで培ってきた非常に高いレベルの画像処理技術と高度なディープラーニングを両方持ち合わせている点は弊社の強みであり、お客さまからも高い評価を頂戴しております。
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