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【前編】NVIDIA Omniverse™ Enterprise環境を構築してみよう!

2022.06.10

株式会社NTTPCコミュニケーションズ

このコラムのポイント

・メタバースを実現するプラットフォーム「NVIDIA Omniverse™」の環境構築マニュアル
・vGPUの設定からライセンスファイルの認証まで、vGPUのセットアップを分かりやすく解説
・互換性のエラー発生しても気軽に相談できる丁寧なメーカーサポート

これまでアニメやゲームの中だけの概念だった「メタバース」や「仮想現実」、「XR」といったキーワードは、いまやビジネスに変革をもたらす新技術として脚光を浴びています。2022年はまさに「メタバース元年」となるかもしれません。

メタバースを現実のものにするためのプラットフォームとして、「NVIDIA Omniverse™ (エヌビディア オムニバース)」がリリースされています。

Omniverseを一言でいうと「仮想空間上で複数のユーザがコラボレーションし、3Dモデルの編集・閲覧・共有ができるツール」というところでしょうか。
例えば、日本にいるデザイナーAさんとアメリカにいるデザイナーBさんが協力して1つの作品を制作する場合。これまでは、Aさんが描いたデータを指定フォーマットでエクスポートし、Bさんがそれをインポートして作業を引き継ぐという形が一般的でした。
Omniverseを利用することで、AさんとBさんが仮想空間へアクセスし、1つのデータを2人で同時に編集することが可能となります。

図1 Omniverseによる共同編集のイメージ

検証項目

今回は、当社がNVIDIA Omniverse™ Enterpriseの環境を構築する際に実施した点をお伝えします。少し長くなりましたので、前編 / 後編の2本に分けて公開します。

1. NVIDIA Omniverse™ Enterpriseの構成要素
2. vGPUセッティング
—前編はここまで—–
—後編でご紹介——-
3. NVIDIA Omniverse™ Nucleusインストール
4. NVIDIA Omniverse™ Launcherインストール
5. NVIDIA Omniverse™ Create / Viewインストール
6. 考察・感想

それぞれの手順の概要はWebサイト等でも公開されていますが、初心者が構築してみた生の声として、Omniverseの導入をお考えの方のご参考になれば幸いです。

※これより先は外部のウェブサイトに移動します

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