ノーコードでAIやIoTをより身近に「Gravio(グラヴィオ)」| AIポータルメディア「AIsmiley」

2022.12.14 / 更新日:2022.12.14

昨今話題のDXに欠かせないIoT推進の課題がわかる無料資料が話題に!部課長職300名以上が回答

アステリア株式会社が公式サイトで無料公開している、IoT(モノのインターネット)プロジェクトを実施中/計画中の企業におけるIoT/エッジコンピューティング関連の課題について考察するPDF資料『IoT/エッジコンピューティングの国内最新動向~統合型IoTソリューションへの期待~』が話題だ。

本資料は調査・コンサルティング企業の株式会社アイ・ティ・アール(ITR)が手がけており、IoT(モノのインターネット)およびエッジコンピューティングの国内最新動向を解説している。

IoTやエッジコンピューティングは昨今話題のDX(デジタルトランスフォーメーション)に欠かせない要素だが、具体的な成果をあげている企業は少ない。IoTやエッジコンピューティング導入はハードルが高いと感じている方もいるのではないか。

本資料の調査対象である年商10億円以上でIoTプロジェクトを実施中/計画中の国内企業の担当者(課長職以上、役員を除く)はIoT推進上の何が課題だと思い、エッジ領域にどのようなニーズを感じているのか?

この記事では、本調査の結果と考察を一部抜粋してご紹介したい。

「IoT技術を横断的に提供するソリューションが不十分」が最多

本資料では、ITRが2020年12月にIoTを手掛ける企業の部課長職を対象に、IoT推進の現状と課題を明らかにする目的で実施したアンケート調査をもとに、IoT推進フェーズを「起案・企画」「試行・検証」「本番化・展開」「収益化・改善」「全般」の5つに分け、各フェーズでの課題を明らかにしている。

すべての段階において課題は山積みであり、起案・企画フェーズでは「投資効果/ROI(投資利益率)がわからない(21%)」、試行・検証フェーズでは「データ/技術による収益化シナリオが描けない(16%)」、本番化・展開フェーズでは「予算を獲得しづらい(18%)」、収益化・改善フェーズでは「期待した十分な効果が得られない(20%)」がそれぞれ最多だった。

一方で、全体を見渡すと「IoT技術を横断的に提供するソリューションが不十分(38%)」が突出していることがわかる。続いて、「社内制度や組織の壁により推進が滞る(30%)」「IoT技術を横断的に把握するエンジニアやスキルが不足する(26%)」も多く、これらの現状を打破できるソリューションが求められていると言える。

「『統合化されたAI/IoTプラットフォーム』は有益」

また、本資料はIoTのみならず、エッジコンピューティングをもう1つのテーマとして取り扱っている。IoTシステムではデータソース(発生元)に大規模データが存在し、エッジ領域が高負荷になるため、エッジ領域の環境構築が重要だ。


エッジ領域の環境構築におけるニーズ

本資料ではIoTを推進している企業にエッジ領域でのニーズを調査しており、「統合化されたAI/IoTプラットフォーム」が最も多くの回答を得た。さきほどの調査調査結果でも、IoT推進における課題として「IoT技術を横断的に提供するソリューションが不十分」が最多だった。これを裏付ける結果だと言える。

ITRのプリンシパル・アナリストである金谷敏尊氏は本資料のなかで、「プロトタイプやMVP(実用最小限の製品)を試作するにしても、センサーからAIに至る幅広い技術やスキルに習熟し、それらを俯瞰(ふかん)した立ち位置から最適なアーキテクチャや要素技術をデザインすることは容易ではない。そのため、『統合化されたAI/IoTプラットフォーム』は有益なソリューションとなりうる」と訴えている。

ノーコードで初心者でも導入しやすいGravio


株式会社アシックス フットウエア生産統括部 カスタム生産部長 萩原祥仁氏、カスタム生産部 生産第2チーム 酒井大樹氏(右から順に)

本資料を無料公開しているアステリアは、ノーコードでデータ収集や活用が可能なミドルウェア「Gravio」で知られる。株式会社アシックスや株式会社大洋食品などの企業で導入されており、「IoT技術を横断的に提供するソリューション」であり、「統合化されたAI/IoTプラットフォーム」と言える。

GravioはIoT領域において「距離」「二酸化炭素(CO2)濃度」「温度、湿度、大気圧」「ドアや鍵の開閉」「人感」「プッシュボタン操作」「物体の動き」と幅広い分野を網羅している上に、AI領域において「人数検知」「顔認証、導線や侵入検知」にも対応している。

本ミドルウェアは月額500円の安いプランがあり、ノーコードで初心者でも導入しやすい特徴もある。「社内制度や組織の壁により推進が滞る」「IoT技術を横断的に把握するエンジニアやスキルが不足する」といった問題も解決し得る。

実際、アシックスにおいては東京五輪に出場した選手も履いたことで知られる、アスリート向けのカスタムシューズを手がける現場の担当者たちがGravioを活用し、ある作業では労働時間を15分の1に削減できたという。

アシックスの担当者は「月額500円のプランで始められるということで、これなら上司も説得できるだろうと確信し、上申したところ導入できる運びとなりました」と振り返る。

気になる方は本資料をダウンロードして目を通したうえで、Gravioの導入も検討してみては。

『IoT/エッジコンピューティングの国内最新動向~統合型IoTソリューションへの期待~』が無料公開中

【目次】
第1章 拡大するデジタル投資
・企業に求められるマインドシフト
・進むデジタル投資とその影響
第2章 IoT推進における課題
・問われるIoT投資効果
・IoT技術を横断的に提供するソリューションへの期待
第3章 IoT市場とテクノロジの現状
・IoTプロジェクトの対象分野
・IoTで利用するテクノロジ
第4章 テクノロジ導入の指針
・エッジ領域で導入が進むテクノロジ
・高い統合プラットフォームへのニーズ

本資料は「IoT/エッジコンピューティングの利用動向を知りたい方」「IoT/エッジコンピューティングの展開を行う方」「IoT/エッジコンピューティングの製品比較や選定に携わる方」にオススメだ。気になる人は今すぐ特設ページからダウンロードしてほしい。

【調査概要】
調査名:IoT需要動向調査
実施期間:2020年12月18日〜12月22日
調査方法:ITRの独自パネルを対象としたインターネット調査
調査対象:年商10億円以上でIoTプロジェクトを実施中/計画中の国内企業の担当者(課長職以上、役員を除く)有効回答数:326件

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