【Vol.2】世界をユカイに。周りが元気になれるロボットづくりを目指す
2022.06.10
ユカイ工学株式会社
・使う人が思わずニヤリとするロボティクス製品の企画開発
・ロボットがもつエンパワーメントする力で人を励ます存在になりたい
・自分たちがファーストユーザーになれるモノづくりで、人の心を動かす
Innovation LAB パートナー企業インタビュー【Vol.2】は、コミュニケーションロボットや自由に試行錯誤しながら形にできるロボットキットなど、楽しい気持ちになれるロボットを生み出すユカイ工学。ユカイでかわいいロボットたちが、世の中に浸透しやすい仕組みづくりにも取り組んでいます。どのようにして様々なヒット商品を生み出しているのか。今回はユカイ工学株式会社 代表 青木 俊介氏に、エモーショナルなロボット開発や未来の姿について伺います。
ユカイ工学のビジョン「ロボティクスで、世界をユカイに。」
NTTPC
ユカイ工学とはどのような会社なのか、簡単にご紹介くださればと思います。
青木
ユカイ工学は、デザイナーとエンジニアを中心に「ロボティクスで、世界をユカイに。」しようというビジョンを掲げています。使っている人が思わずニヤリとしてしまうような、人をユカイにする製品の企画開発から販売まで手がけており、自分たちの製品はもちろん、いろいろな企業の製品開発にも協力しています。
NTTPC
バックグラウンドも含めて、青木さんがユカイ工学を立ち上げるまでのストーリーをお話くださいませんでしょうか?
青木
20年ほど前になりますが、学生時代に起業したのがはじまりです。ソフトウエア開発やデジタルなインタラクティブ・アートの展示で知られるチームラボの創業メンバーで、7年間ほど技術の責任者CTOをやっておりました。当時はインターネット創成期でしたので、インターネットでなにか面白いことをやろうと。私自身、学生時代からバイトでいろんなホームページ作ったりプログラミングしたりしていたので、インターネットの面白さに夢中になっていました。もともと子どものときの夢がロボットを作ること。大人になってからもいつかロボットをつくりたいとぼんやり考え続けていたら、2005年の愛知万博でロボットがいくつか出展されていたのを見ました。しかもそれは、ベンチャー企業が手がけたロボットたちでした。ロボットといえばホンダのASIMOだったりソニーのaiboだったり、大企業がつくるイメージを持っていたので、ベンチャー企業でもロボットをつくれるようになったことにびっくりしました。自分でもロボットづくりに関わる事業が可能なのでは?と、この頃から考え始めました。その後友人が立ち上げたpixivというイラストのSNSサービスに参加した後、2011年に独立してユカイ工学を運営しています。
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